鍼灸治療
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鍼灸は2千数百年の長い歴史を持ち、他の東洋医学と同じように人間の自然治癒力を主体とした治療法です。西洋医学のように患部のみに着目し、薬や手術で病気を治療するのではなく、鍼(はり)、灸(きゅう)で体の働きを整え、本来ご自身が持っている自己治癒力を引き出し、免疫力を高め快復させようとします。 鍼灸の治療は頭痛、腰痛、膝痛やスポーツ障害、体の不調など、さまざまな症状の治療を行うことができます。 鍼治療は、身体に気が通る経絡という流れが存在し、その経絡に気が溜まったり、漏れたり、あるいは反応が出やすいツボ(経穴)というものがあります。そのツボを刺激して時には反応を活発にしたり、時には反応治める事によって免疫力を高め治療効果を上げる治療法の1つです。 鍼治療はもともと「刺す」ものばかりではなく、「触れる」、「押す」、「ひっかく」などの刺激を与える方法があり、最近では新しい道具として低出力干渉波治療器、低出力低周波治療器などが用いられています。当院では、こうした『鍼を刺さない鍼治療』も積極的に取り入れ、患者さん自信の身になって鍼治療の可能性を広げています。実際に刺さない鍼は大人の治療にも活用させて頂いています。 |
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